環境配慮の取り組み事例
工場及び冷凍倉庫の電力の自然エネルギー化
近年、二酸化炭素排出量の増加により海水が酸性化し、海の生態系に影響を及ぼしています。当社では、2021年に第2、第3工場及び冷凍倉庫2カ所に太陽光パネルを設置。社内で消費する電力をできる限り自然エネルギーで賄える体制を構築しました。これにより、年間約100トンの二酸化炭素削減効果が期待できます。
めかぶ加工の際に出る廃棄物をリサイクル
めかぶを加工する際に出る端材は、これまで廃棄物として扱われていました。当社では、これを地域企業と連携することにより、堆肥や飼料としてリサイクルしています。海の恵みを生かして次の命を育む、資源循環の取り組みです。
東北大との共同研究による水産資源の保護
世界的な海水温の上昇が、三陸の水産業にも影響を及ぼし始めています。次世代に海の恵みとなりわいを引き継いでいくために、科学的な調査に基づいた施策が求められています。当社では研究部門を設け、東北大学との共同研究により、わかめの種苗開発等に取り組んでいます。